鉄鋼通商問題

鉄鋼通商問題(鉄鋼小委員会関連)

<2015年>

・マレーシアの熱延厚板セーフガード調査の仮決定に対する追加意見提出(1月28日)
2014年12月にMITIから発表された同仮決定に対し、マレーシアのユーザー企業に影響を与えない為に、マレーシアで製造困難なため日本から輸入されている高質な厚板が適切に除外されるように、除外品目の追加を要望した。
 
・ステンレス冷延鋼板のアンチダンピング調査に対する意見提出(6月1日)
MITIが4月28日に公示した上記調査の開始を受け、アンチダンピング措置に反対する意見書を提出した。その中でJACTIMからは、「ステンレス製品をマレーシア国内で製造する企業へのマイナス影響」や「申立企業(バルスティール)の供給能力や品質の課題」、そして「新たな関税の賦課により、一部の製品を輸入にシフトせざるを得なくなり、競争力を失う懸念」について問題提起した。
 
マレーシア熱延コイルセーフガード調査に対する意見書提出(10月12日)
MITIが熱延コイルに対するセーフガード調査を開始したことを受け意見書を提出した。意見書では、日本の高炉メーカーが製造する製品をマレーシア国内のリロールメーカーに供給している点に触れ、マレーシア国内の自動車メーカーに加え、電機、コンテナ、建設など多岐の産業に影響が生じる懸念を訴えた。また、提訴者であるMegasteelは日本製品と同等の規格・品質を有する製品を製造しておらず、競合関係にないことを説明した。 
 
熱延コイルセーフガード調査に対する公聴会発言(11月4日)
JACTIM加盟の鉄鋼商社の扱う製品には、提訴者のMegasteelが生産していない項目もあり、競合関係にない事を発言した。また、これらの項目へのセーフガード措置は供給先である国内の製造業への不利益ともなる事と、措置によっては日系企業が撤退する可能性もあり、国益に反する事を訴えた。